違法営業店

長野にいる親戚の女の子から命を受け
おじさんは原宿の『ジャニーズショップ』
に行きました。





すると
『入場整理券が昼頃に配布し終えて
当日の入場ができない』
と言われました。

仕方ないのでインチキ路面店の
“生写真”でお茶を濁すことにした
のですが事件はここでおこりました。

地下の怪しげな生写真屋に入ると
狭い店内に無数のサンプル写真が
展示してあり、壁には至る所に

『携帯を出すな！出しただけで
　警察に通報します！』

と書いてあります。

携帯をだしただけで警察？？
・・・と、そこで気付きました。

「あ、違法営業のタレこみを
　警戒してるんだ、コリャ！」

と、その時！
血相を変えたオヤジが裏から飛び出てきて
さけびました。

「おい！やめろ！さっきからレンズが
　ピカピカしてるから、わかるんだよ！
　モニターに映ってるんだよ！」

何と私に向かって詰め寄ってくるでは
ありませんか。
あちらは犯罪承知の営業なので必死です。
私のリュックの強力ライトのレンズを指差し
大慌てです。

「ぁ、これ、カメラじゃないよ。」

「なにぃー！」

「ライトだってば。」

「んー？！」

「ほら。」（ライトをつける）

「うぬぬぅ～・・・じゃ、いい。」

・・・人を犯罪者扱いする犯罪者は
結構マヌケであわてんぼうでした。
当然、「すいません」の一言も
出るわけもなく、原宿の裏の世界
に暮らすアブナい犯罪者の素顔を
冷静に観察する私でした。

ぁ、ちなみにムカついたので
帰りに店内の写真をバッチリ撮って
やりましたー。
ワハハハー！！！